• ホーム
  • アレグラ錠60mgの成分と主な作用について

アレグラ錠60mgの成分と主な作用について

薬を飲む男性

アレグラ錠は、鼻炎や、花粉症、じんましん、皮膚疾患(しっしん・アトピー性皮膚炎)などの、体の免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こる反応を、抑えることができます。
アレグラ錠の主成分は、フェキソフェナジン塩酸塩という物質で、この成分がヒスタミン受容体をブロックすることで、体の免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こる反応を、抑えることができます。
ヒスタミンは、免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こる反応を引き起こす原因となる物質の名前です。
ヒスタミンの通り道である、ヒスタミン受容体の入り口をブロックすることで、ヒスタミンが体に回るのを止めることができます。
その作用によって、体の免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こる反応を、緩和することができます。
この作用をする薬を、抗ヒスタミン薬といい、アレグラ錠を始めとして、さまざまな薬が作られています。

抗ヒスタミン薬には、第一世代と第二世代がありますが、アレグラは第二世代に分類される薬です。
第一世代に比べて、第二世代の抗ヒスタミン薬は、脳に作用しにくく、ヒスタミンにのみ作用するので、眠気などが出にくい性質です。
第二世代の抗ヒスタミン薬の中でも、アレグラは、効果がしっかりとあるけれど眠気も出にくく、使いやすく安全な薬として、医師にも認識されていて、非常によく処方される薬となっています。
アレグラは、主に、抗ヒスタミン作用によって、体の免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こる反応を抑えます。
抗ヒスタミン作用の他にも、抗ロイコトリエン作用や、抗ECP作用、抗炎症性サイトカインなど、さまざまな作用を持っています。

ヒスタミンと同じように、体の免疫反応が特定の抗原に対して過剰に起こる反応を引き起こす物質である、ロイコトリエン、ECP、炎症性サイトカインという物質のはたらきを抑える、という意味です。
アレグラには、アレグラ錠30mg、アレグラ錠60mg、アレグラOD錠60mg、アレグラドライシロップ5%の、4種類があります。
その中で一番よく使われるのが、アレグラ錠60mgです。

併用禁忌はあるか

アレグラ錠との併用禁忌の薬、飲み合わせを注意すべき薬は、たくさんあります。
基本的に、薬の併用禁忌、つまり薬の飲み合わせを注意すべき理由は、同じような作用をもつ薬剤を飲むことにより作用が重複してしまうこと、または、一方の薬によってもう一方の薬の作用に変化が出てしまうことです。
アレグラの場合は、抗ヒスタミン作用がある他の薬を自己判断で増やして飲むことには注意が必要です。
抗ヒスタミン作用を強めたいときに、例えばアレグラ錠を2錠出すのではなくて、他の薬を1錠増やす場合もあるので、抗ヒスタミン作用を強めるために医師が他の薬を増やすと判断した場合は、問題ありません。
抗ヒスタミン作用が含まれる薬剤は、花粉症や鼻炎薬だけではなく、皮膚疾患用の飲み薬や、かぜ薬にも含まれています。
病院で処方される、発熱、疼痛、鼻炎、咳などに効く成分が複数配合されている総合感冒薬や、市販のかぜ薬の多くには、抗ヒスタミン作用をする成分が入っていますので、効力が強くなりすぎてしまいます。

また、同時に飲むことでアレグラの効き目を弱くしてしまう薬剤が含まれている薬もたくさんあります。
市販の頭痛薬、痛み止め、胃薬、エリスロマイシンという薬にはアレグラの効き目を弱くしてしまう薬剤が含まれていることが多いです。
水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウム、炭酸水素ナトリウム、酸化マグネシウム、合成ヒドロタルサイトが、アレグラの主成分であるフェキソフェナジンを吸着することで、フェキソフェナジンの体内への吸収量を減少させてしまいます。
市販の頭痛薬で、アレグラの作用を弱くする薬剤が含まれていないものもあるので、それらを飲むようにすると良いです。

関連記事