• ホーム
  • アレグラ錠60mgと風邪薬は併用してもいい?

アレグラ錠60mgと風邪薬は併用してもいい?

鼻をかんでいる女性

アレグラは花粉症に伴う鼻水や目のかゆみ、じんましんなどの治療に用いられる薬です。
アレグラは抗ヒスタミン剤に分類される薬で体内でヒスタミンの働きを抑制することで効果を発揮します。
このアレグラを服用中に風邪を引いてしまい風邪薬を服用したい時にアレグラと併用しても問題は起こらないか、ここでは紹介します。

まず、アレグラの有効成分であるフェキソフェナジンは抗ヒスタミン剤に分類される薬ですが、総合感冒薬の中にも抗ヒスタミン剤が配合されていることがしばしばあります。
PL配合顆粒などの医療用の総合感冒薬にも抗ヒスタミン剤が配合されていますし、市販の総合感冒薬にもよく抗ヒスタミン剤は配合されています。

つまり、アレグラと総合感冒薬とを併用するとヒスタミンの作用を抑制する薬が重複してしまうのです。
両者の併用によって具体的に健康被害が起こりやすいかと言えばそこまで問題になることはあまりありません。
実際に、医療現場では抗ヒスタミン剤が二種類以上併用されることもあります。
ただ、風邪でアレグラと総合感冒薬の両者を併用する必要はありません。

もし両者を併用したいのであれば、医師や薬剤師と相談した上で併用を検討するといいでしょう。
例えば成人がアレグラ錠60mgを服用して総合感冒薬も併用しようとする場合には、アレグラ錠60mgでは抗ヒスタミン作用が強すぎるため、半分の量のアレグラ錠30mgを服用するように指示がある可能性があります。

また、医療機関で風邪の際に処方される可能性があるエリスロマイシン(エリスロシン)という抗生物質はアレグラと飲み合わせに問題がある薬です。
エリスロマイシンとアレグラとを併用するとエリスロマイシンが体内に貯留しやすくなり、効果が増強し、下痢、胃の不快感などの有害事象が現れやすくなる可能性があります。
ですからアレグラを服用中に風邪でエリスロマイシンが処方された場合には医師、又は薬剤師に相談し、併用してもいいのかどうかの判断を仰いだ方がいいです。

風邪と花粉症の見分け方

風邪と花粉症は一見類似した体の状態になります。
風邪でも花粉症でも鼻水、痰、喉の違和感などが出現します。
また、風邪の場合と花粉症の場合とでは治療法が多少異なってきます。
ここからはどのようにして風邪と花粉症を見分けるのかどうかを紹介します。

まず、鼻水、喉の違和感などの呼吸器系以外の体調変化の有無について注目します。
風邪の場合には、鼻や喉など呼吸器系の体調変化にとどまることが多いですが、花粉症の場合には、目のかゆみや充血といった結膜炎、皮膚のかゆみや湿疹、蕁麻疹といった皮膚炎が起こることもあります。
このように多様な体調変化が全身に現れる場合には花粉症の影響である可能性が高まります。

また、体調変化の持続する期間や季節で風邪か花粉症かを見分ける方法も有効です。
風邪の場合には、原因となるウイルスや細菌が免疫機能や薬によって殺滅すれば鼻水や喉の違和感といった体調変化は消失し、元の健康な状態に戻ります。
しかし、花粉症の場合には、花粉が飛散している期間はその体調変化が持続することが多いです。
その体調変化が起こっている季節が春や秋など花粉の飛散量が増える季節であればなおさら花粉症が影響している可能性があります。
例えば、風邪薬を服用していても数週間鼻水や喉の違和感といった不調が持続する場合には花粉症が強く疑われます。

さらに天候によって体調変化がある場合は花粉症である可能性が高いです。
花粉は雨の日には飛散量が少なくなり、雨上がりの天気が回復した日には飛散量が多くなります。
花粉症の場合はこの花粉の飛散量に応じて体調が変化しやすいのです。
もし雨の日に体調がよくなり、雨上がりに体調が悪化する場合には花粉症を疑ってみましょう。

関連記事